ミノキシジルとは、血管拡張剤の一種で、体内の血管を拡張し、血流を促進する働きがあります。
もともとは血圧降下剤として高血圧患者に処方されていた経口薬でしたが、投薬された患者の多くに多毛症が見られたことから、発毛効果を有していることが判明。
後に正式に育毛成分として研究され、1980年代、米国の『アップジョン社(現ファイザー社)』の手によって2%濃度の発毛剤『ロゲイン』として販売されることとなりました。
このロゲインを皮切りに、現在までにさまざまなミノキシジル系発毛剤が開発・販売されており、日本では『リアップ』が代表的なミノキシジル医薬品として販売されています。
アップジョン社が開発・販売したロゲインは、それまでAGA(男性型脱毛症)などで悩んでいた多くの人間から高い支持を受け、爆発的な人気を巻き起こしました。
さらに、AGA治療薬である『プロペシア』の主成分『フィナステリド』に続き、正式にFDA(アメリカ食品医薬品局)から薄毛治療薬として認められたことから、さらに人気が白熱。開発国であるアメリカを中心に、瞬く間に世界中にその名が知られることとなりました。
日本も例外ではなく、ミノキシジルの薄毛治療効果を求めて、多くの方が個人輸入によってロゲインを入手するようになりました。
この人気を受け、1999年、日本で初めてミノキシジル配合の『リアップ』が大正製薬より販売。
これが大きな反響を呼び、メディアなども大きく取り上げたことから、発売当初は常に品薄状態が続くこととなりました。
現在でも、ロゲインやリアップをはじめとするミノキシジル系発毛剤は非常に高い人気を誇り、AGAなどの薄毛に悩む多くの方から愛用されています。